産官学連携によるプロジェクト 第一弾 仮設授乳室設置の取り組み
2015年12月01日
調査・研究
東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科仲綾子研究室とTeam共同プロジェクトの取り組み第一弾として、
研究当時、常設的に授乳室が無かったミュージアムに仮設授乳室を設置し利用実態調査研究を行いました。
まず、運営側への現状のヒアリング調査を行ったところ、校外学習に来館する学校団体に次いで、乳幼児連れの来館者が多いため、授乳室利用の要望が増加している。しかし、常設の授乳室がないこの施設では、都度会議室、事務室等で対応していることがわかりました。
それを踏まえて、すぐに授乳室設置を行う前に、実際のユーザーのニーズ把握の調査分析のために、2か月間簡易的なパーテーションで仕切った仮設の授乳室を、広さや椅子の数等のバリエーションを持たせ、1.2.3階の各階に設置。
調査には仲准教授の研究室所属の東洋大学の学生さんたちも参加し、
利用者の行動観察調査、乳幼児の子育て中のお母さんたちのグループインタビュー、アンケート調査を行いました。
参加した学生さんならではの視点、きめ細やかな調査記録をその後の分析に反映しています。